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『知識労働者の職務遂行能力』

カテゴリー: デイリーコラム
登録日: 2012年1月31日 [火曜日] | コメント数: コメントは受け付けていません。

『知識労働者の職務遂行能力』

 知識労働者は主として「非定型的職群」に属し、経営・人事賃金制度などの企画業務や研究・製品開発・情報システム開発などの専門業務に従事しており、専門知識・技術を活用してビジネスのコアとなる、競合他社と比較優位な製品やサービス、様々な経営システムを開発するとともにそれらを使って競争力の高い事業を展開することが期待されています。

職務遂行能力の特質
 知識労働者の場合、例えば「冷凍の専門技術を使って競合他社商品と差別化した冷凍食品を開発・販売する」等専門知識・技術をビジネスのカタチにする企画・開発・マーケティング能力等、創造的な職務遂行能力が重要です。
 それには商品を販売する市場・顧客が待ち望んでいる事柄に関する「問題発見/分析力」「構想/企画力」「判断・決断・意思決定力」が必要であり、計画通りの時期・タイミングを計って発売する「スケジュール管理力」、障害を突破する「実行力」「対人対応/調整力」、市場が外国の場合には「外国語を使った実務能力」、業務全般の効率を上げる「IT活用力」、チームで役割分担して進める場合の「フォロアシップ」など多様な職務遂行能力が必要です。また、ただ持っているだけではなく、それらはうまく組み合わされ、発揮されなければ成果につながりません。

チームとしての職務遂行能力発揮
 一つの商品を開発・販売するのにも、複数の専門知識・技術の活用が必要ですから、それぞれ得意技をもった複数の従業員が、明確で具体的な目標を共有していなければなりません。
 例えば「カロリー○○以下で、高齢顧客の満足が得られる野菜を主原料とする副食」など、単純明快なコンセプトが合意形成されていること、チームメンバー個々人が主としてどの専門知識・技術を分担するのか、役割意識を鮮明に持っており、他のメンバーと連携して能力を発揮することが重要です。
 目標達成までのプロセスでは、当初考えも及ばなかった障害が起きますから、リーダーには“問題の中にチャンスあり”と考え、自分の限界を超える積極的姿勢を持ち続け、計画の障害を発見し、メンバーの率直自由な意見に基づいて対応策を合意形成しつつ計画を軌道からそらせないリーダーシップが求められます。

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